感染状況理由に五輪から除外せず IOC会長、各国選手団

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、来夏に延期された東京五輪で、各国・地域の新型コロナウイルス感染状況を理由に、それぞれの選手団全体を大会から除外する可能性を否定した。DPA通信が報じたもので、陸上男子やり投げのドイツ人選手と実施したインスタグラムでのやりとりで明らかにした。

 欧州では新型コロナ感染症の再拡大が懸念されているが、バッハ会長は「選手たちが検査を受けて陰性であり、他選手らと同様に感染防止のガイドラインを尊重している場合は、参加するチャンスを与えるべきだ」と強調した。

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