瀬戸大也は年内活動停止、日本水連「不倫問題」で重い処分 五輪代表内定は維持

 日本水泳連盟は13日、オンラインで臨時の常務理事会を開き、競泳の東京五輪日本代表で、女性問題に揺れる瀬戸大也(26)について年内活動停止などの処分を下したと発表した。瀬戸は12日に日本水連倫理委員会による事情聴取を受けており、報告内容が競技者資格規則に反しているとされた。なお東京五輪の代表内定は維持される。

 身から出たサビとはいえ、東京五輪で世界の頂点を目指す選手にとっては重い処分となった。女性問題で揺れる瀬戸は、競技者資格規則の「スポーツマンシップに違反したとき」などに抵触していることを理由に、主に3つの処分を受けた。

 (1)年内の活動停止

 (2)スポーツ振興基金助成金の2020年下半期の推薦停止

 (3)日本水連や日本オリンピック委員会(JOC)の教育プログラムなどの受講

 この処分によって、日本水連公式大会への出場、強化合宿、海外遠征への参加が制限された。よって10~11月にブダペストで開催される国際リーグ(ISL)や、12月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)は出場不可となった。また、アスリートへの教育プログラムや研修の受講も求められた。

 一方で、19年世界選手権優勝によって競泳選手で唯一決まった200、400メートル個人メドレーの東京五輪代表内定資格は「昨年の世界選手権で金メダルを獲得した『選手の権利』であると同時に、五輪本番での活躍を期待して付与したもの」(青木剛会長)として維持された。

 個人での練習は可能といい、青木会長は今回の処分について「精神的な部分も成長して五輪に向かってもらいたいという期待も込められている。この間、しっかり反省してもらいたい」と話した。

 瀬戸は「デイリー新潮」で不倫を報じられ、その後謝罪。所属先だったANAとの契約は9月末に解除となり、JOCの肖像権事業「シンボルアスリート」の契約も打ち切りとなった。競泳日本代表の主将も辞退した。

 ◆瀬戸の不倫問題経過

 9月23日 デイリー新潮が報じた瀬戸の不倫について所属事務所が事実関係を認める。

 同24日 夫婦で共演していた「味の素」のテレビCM動画が同社公式サイトから削除。

 同26日 ANAの公式ウェブサイト上のANA所属アスリートのページから、瀬戸の名前が外れる。

 同28日 ANA広報部が、公式ウェブサイト上の所属アスリートページから名前を外した理由を「イメージにふさわしくないと判断した」と説明。

 同30日 ANAが所属契約を解除。午後に瀬戸が日本水連事務局を訪れ、五輪競泳日本代表の主将辞退の意向を伝える。JOCの肖像権事業「シンボルアスリート」の契約解除も申し出て、JOCに受理される。

 10月6日 日本水連常務理事会で、瀬戸を事情聴取すると決定。坂元専務理事は五輪代表権剥奪などの重い処分が科される可能性は低いとの見解を示す。

 同12日 瀬戸が日本水連事務局を訪問。倫理委員長を務める坂元専務理事らが約1時間、事情聴取。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス