鹿児島国体23年開催正式決定 24年大会の佐賀県と「双子の大会」

記念撮影に応じる(左から)塩田康一鹿児島県知事、伊藤雅俊日本スポーツ協会会長、山口祥義佐賀県知事=都内
鹿児島国体と佐賀国スポの開催を記念した特別シューズを履く山口祥義佐賀県知事=都内
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 日本スポーツ協会は8日、都内で臨時理事会を開催し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で鹿児島県での年内開催を断念した国民体育大会(国体)を23年に特別大会として開催することを正式決定した。

 鹿児島県の塩田康一知事は、正式決定を受けて「非常に困難な調整をしていただいた。思い出に残る大会にするよう頑張ります」と力を込めた。

 24年には名称を国民スポーツ大会(国スポ)に変更し、佐賀大会が開催されることも決定した。佐賀県の山口祥義知事は、鹿児島国体と佐賀国スポの開催を記念した“特別デザイン”の靴で記者会見に登場し、「初めての国民スポーツ大会が佐賀で開催できることをうれしく思う」と喜んだ。

 山口知事は九州で2年連続開催となったこと、塩田知事ともに鹿児島県のラ・サール高出身であることなど関係性が深いことを踏まえ、「双子の大会。大会が終わった後もレガシーが残るように、接点が持てるようなきっかけにしたい」と意気込んでいた。

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