陸上・金井大旺 悪夢払しょく2年ぶりV

 「陸上・日本選手権」(3日、デンカビッグスワンスタジアム)

 男子110メートル障害では、金井大旺(ミズノ)が去年の悪夢を振り払い、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

 1度目のスタートで体が動いてしまい、やり直しに。19年の準決勝ではギリギリのフライング失格で散っただけに「終わったと思った。絶望感しかなかった」とよぎったが、不正スタートにはならず。気持ちを切りかえて圧勝。2年前と同じ13秒36の大会タイ記録にも「2年前と違い、まだいける感覚がある」と手応えをにじませた。

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