インカレ4位の池江璃花子「口には出していなかったけど…」自己ノルマを“不言実行”
「競泳・日本学生選手権」(1日、東京辰巳国際水泳場)
白血病から復帰した競泳女子の池江璃花子(20)=ルネサンス=が、日大の一員として女子50メートル自由形決勝に出場し、25秒62で4位に入った。12月に延期された日本選手権の参加標準記録(25秒94)も突破。「思ったより早いタイムで驚き。自己ベストまでは1秒あるけど“第2の人生”として自己ベストを出した満足感はある」と充実感をにじませた。
1年7カ月ぶりの復帰戦となった8月29日の東京都特別水泳大会では、26秒32を記録していた。この日の予選では復帰後ベストを更新する25秒87をマークし、参加40選手中6位で決勝進出。決勝ではそのタイムをさらに0秒25も縮めた。
「口には出していなかったけど、この試合でまず(2)5秒8が出たらいいなと思っていた」と人知れず“ノルマ”を課していたことを明かし、不言実行。「それが予選からしっかり出てくれて。思った以上にレベルが高いレースで決勝メンバーに食い込めたことと、決勝は予選みたいに変な緊張感なく気持ちよく泳げた」と満足げに振り返った。
今後の目標として24年パリ五輪出場を公言しているが、着実に復活ロードを歩んでいる。「大学の中でやっと4番に入れるレベルにこられた。これから日本選手権にいつか出る機会があったら、今度は決勝を目標とか、少しずつレベルを上げていきたい」と少しずつ目標を上げていく考えを明かし、「とにかく今は全力で水泳を楽しんで、タイムを出すために全力で日々の練習を頑張ることが、今やるべき事かなと思う」と冷静に自己分析した。





