福岡堅樹「感動を再認識」W杯アイルランド撃破から1年、逆転トライ像お披露目
ラグビーのW杯日本大会で日本が強豪アイルランドを破った試合から28日で1年となり、会場となった静岡県袋井市の静岡スタジアムで27日、逆転トライのシーンをかたどった銅像がお披露目された。モデルとなった福岡堅樹(パナソニック)が除幕式に出席し「光栄なこと。日本中に感動を与えられたと再認識した」と語った。
福岡がボールを抱えて飛び込む場面の像を、県が寄付金約600万円を含む2千万円をかけて設置。福岡は「味方が素晴らしいスキルでつないでくれた。自分がラグビーをやってきて最高のトライ」と当時を振り返った。新型コロナウイルスにより、W杯後のラグビー界も大きな影響を受けているが「これ(像)を見て感動を思い出してもらえれば。少しでもラグビー普及の力になってほしい」と願った。