福岡堅樹、トライシーンモチーフのモニュメント除幕式「ラグビー普及の力に」

 19年ラグビーW杯の日本代表8強入りに貢献したWTB福岡堅樹(28)=パナソニック=が27日、静岡県袋井市のエコパスタジアムで「ラグビーW杯開催1周年記念イベント」に参加した。

 1年前にあたる昨年9月28日に当地で行われたW杯1次リーグ第2戦のアイルランド戦。福岡は当時世界ランク2位の相手に後半18分に逆転トライを決めて勝利に導いた。“静岡の衝撃”。そのトライシーンをモチーフにしたモニュメントの除幕式を行った。

 「みんなのスキルでつないだボールを、僕は置くだけだった。チームの最高のサポートで取った自分の最高のトライ」とその瞬間を振り返った福岡。モニュメントを目にして「これを見て感動を思い出してくれたら。ラグビー普及の力になってくれたらうれしい」と話した。

 モニュメントは彫刻家の堤直美氏による制作。高さ2・66メートル、幅1・3メートル、奥行き0・8メートル。重さ約1トンのブロンズ像で、5トンの台座の上に設置されている。設置費は2000万円。堤氏は「トライする前に息を呑むシーンがあって、歓声が起こった。歓声が起こる直前をイメージした」と説明。不安定な形状から倒れることを不安視する声もあったというが、「10人乗っても壊れない。1000年立ち続ける」と話した。

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