2020.07.26

ラグビー男子７人制・岩渕ＨＣ五輪へ気合「１年後、福岡に匹敵する選手を育てたい」

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　ラグビー男子７人制日本代表候補が２５日、新型コロナによる自粛が明けてから初めての合宿を、東京と大分に分かれて開始した。都内で指導した岩渕健輔ヘッドコーチ（ＨＣ＝４４）がオンライン取材に応じ、１年延期された東京五輪へ「多く大会ができればチームにプラス。前向きに乗り越えたい」と意気込んだ。

　延期は当然マイナス面もあった。有力選手のＷＴＢ福岡堅樹（２７）＝パナソニック＝やリオ五輪で主将を務めたＦＬ桑水流裕策（３４）＝コカ・コーラ＝が離脱。岩渕ＨＣは「福岡は戦力になり得る存在だった」と影響の大きさを認めた上で「１年後、彼に匹敵する選手を育てたい」と若手の成長に期待した。「まずは戦術より基礎体力の向上」と焦ることなく１年後へ前進する。