朝乃山は3連敗の後2連勝、貴景勝は1敗を守る 全勝は阿武咲1人に
「大相撲秋場所・5日目」(17日、両国国技館)
大関朝乃山(高砂)は結びの一番で、前頭二枚目の玉鷲(片男波)を押し出しで下した。
立ち合い、鋭い踏み込みから速い攻めを披露。回り込む相手にも反応し、盤石の相撲で押し出した。6日目は前頭三枚目の妙義龍(境川)と対戦する。
大関貴景勝(千賀ノ浦)は妙義龍との3勝1敗同士の一番。これまでの幕内対戦は9勝無敗と分のいい相手を、一方的な相撲で押し出しで下し、1敗を守った。6日目は前頭三枚目の照強(伊勢ケ浜)と対戦する。
関脇正代(時津風)は前頭二枚目の北勝富士(八角)を押し出しで下し1敗を守った。立ち合い、相手の頭での当たりを胸で受け、のど輪を食らいながらものともせず前へ。一気に押し出した。6日目は前頭四枚目の栃ノ心(春日野)と対戦する。
4日目を終えて全勝だった新入幕の翔猿(追手風)は初黒星。阿武咲(阿武松)は碧山(春日野)押し出しで破り唯一の5連勝。