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女子が男子に殊勲星!卓球オールスター戦 宮崎氏「男女に差ないのではと」

対戦を終えて笑顔で勢ぞろいする日本代表とTリーグ選抜の選手(撮影・西岡正)
日本代表 男子-女子 第3ゲームで宇田幸矢(手前)からポイントを奪い、勝利を喜ぶ早田ひな=東京都内
日本代表-Tリーグ選抜 第8試合で勝利し、喜ぶ日本代表の早田ひな=東京都内
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 「卓球・Tリーグ・2020JAPANオールスタードリームマッチ」(14日、大田区総合体育館)

 無観客で開催され、日本代表の男子と女子が対戦した第2部は、東京五輪代表の張本智和(木下グループ)と石川佳純(全農)が対戦するなど夢のカードが実現。1-1で迎えた1本勝負の代表戦では、全日本女王の早田ひな(日本生命)が、全日本王者の宇田幸矢(明大)から1点を奪った。女子にサーブ権と4点先行というハンディが与えられたとはいえ、2-1で男子から殊勲の勝利を奪った。

 1失点ごとに選手が入れ替わる勝ち残りルールで、男子は張本、丹羽孝希(スヴェンソン)、森薗政崇(BOBSON)、宇田、女子は石川、早田、長崎美柚(エリートアカデミー)が交代で対戦。第1ゲームはいきなり張本対石川という先発で始まり、まずは張本が得点したが、サーブ権と4点のハンディは大きく、女子が11-10で先勝した。

 第2ゲームは男子にもサービス権を与えるルール変更が行われ、丹羽が6連続得点を奪う職人ぶりを見せるなど、男子が11-10で追いついた。しかし、1本勝負の代表戦で早田がサービスエースを決めた。

 男子のエース張本は、石川に2-1と勝ち越したが、「球筋がきれい。間近で受けることできて、新しい経験ができて良かった」と感想を明かし、女子との対戦については「男子にはないサービスの回転や、男子とは違うプレーの速さがある」と振り返った。一方、石川は張本が小学生時代に戦ったことがあるというが、「楽しかった。久しぶりに対戦したけど、張本君にはサーブが全然効かなかった」と脱帽した。

 早田は、張本を0-2と完封し、代表戦ではサービスエースを決める活躍を見せた。「このような機会は人生で一度あるかないか。すごく楽しかったし、最後の1本はうれしすぎた。勝ちは勝ちなので、勝てて良かった」と声を弾ませた。

 五輪代表の丹羽は得意のバックハンドレシーブ「チキータ」を武器に5連続得点、6連続得点と無類の強さを発揮したが、「短い時間だったが楽しかった」と久々の実戦の喜びを静かにかみ締めた。

 男子対女子の試合を企画したTリーグの宮崎義仁理事長補佐は「(卓球では)男子と女子に差があるのか、本当はないのではと企画を立てた。4点ハンディでサーブ権も女子で、100%女子(の勝利)だと思ったが、男子が食らいついた」と、敗れはしたものの男子の奮闘が光ったという。

 新型コロナウイルスの影響で3月から全大会が中断している卓球界は、夢のカードで再開への第一歩を踏み出した。石川は「半年ぶりの試合で、いい緊張感の中で試合できてうれしかった。ここから新しい一歩になると思う」と期待を込めた。

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