貴景勝“球児魂”で復活V2だ!刺激受け臨戦態勢「全部勝っていかないと」

 「大相撲・秋場所」(13日初日、両国国技館)

 大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が7日、今季限りで引退表明したプロ野球の阪神・藤川球児に対し「同じプロとして長い間、第一線でやられたことはすごい」と感銘を受けた。

 兵庫県芦屋市出身で03、05年の阪神優勝時は小学生。球児の勇姿は目に焼き付いている。「みんな、俺の小学校は阪神ファンで、巨人なんてありえへん。俺らが住んでいる地域はもろだから。『JFK』とか全盛期」と、熱狂した虎党だった。

 火の玉と称された直球にしびれた。「ストレートで力で押し切るっていうのはかっこいいなって思っていた」と懐かしんだ。自身が24歳になった今も活躍しているのは敬意しかない。「力を出し切る時間が長かったっていうことはすごい」と復活V2を目指す今場所、大きな刺激となる。

 この日は基礎運動などで汗を流した。前日まで幕内隆の勝らと相撲を取る稽古をしており順調な調整。先場所、左膝負傷で途中休場したが回復も万全だ。「しっかり仕上げていく。15日間全部勝っていかないと優勝はできない」と勝負モードに入った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス