NBA新人王はモラント圧勝 “ドラ1”ザイオンは3位 八村は得票なし

 米プロバスケットボール(NBA)は3日(日本時間4日)、最優秀新人賞を発表し、グリズリーズのPGジャ・モラント(21)が選出された。投票権をもつスポーツメディア100人のうち99人から1位票を集めるなど、498ポイントを獲得し、2位のケンドリック・ナン(ヒート)に294ポイント差をつけて圧勝。球団では01-02シーズンのパウ・ガソル以来、18年ぶり2人目の受賞となった。

 昨年のドラフトで1巡目全体2位の指名を受けたモラントはコートリーダーとして64試合に出場し、新人最多の1試合平均7・1アシスト、同2位の17・8得点を記録。背番号「12」は2年目の渡辺雄太が前年につけていた番号だったが、入団後に譲り受けてプレーした。

 ドラフト全体1位指名で注目されたウィリアムソンは膝の故障で開幕を出遅れ、23試合の出場ながら新人では最多の22・4得点&6・2リバウンドをマーク。1位票を投じたのは1人だけで計140ポイントの3位だった。

 日本人初の1巡目指名選手となったウィザーズの八村塁は新人2位の6・1リバウンド、同6位の13・5得点の成績を残したが、票は入らなかった。

 投票結果は以下のとおり。

【1】ジャ・モラント(グリズリーズ)498ポイント

【2】ケンドリック・ナン(ヒート)204ポイント

【3】ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)140ポイント

【4】ブランドン・クラーク(グリズリーズ)50ポイント

【5】コビー・ホワイト(ブルズ)3ポイント

【6】エリック・パスカル(ウォリアーズ)2ポイント

【7】テレンス・デービス2世(ラプターズ)2ポイント

【8】RJ・バレット(ニックス)1ポイント

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