都水泳協会会長の北島康介氏、復帰の池江が「輝いて見えた」 大会は「成功」と総括

 「競泳・東京都特別水泳大会」(30日、東京辰巳国際水泳場)

 2004年アテネ、08年北京五輪平泳ぎ2大会連続2冠の北島康介・東京都水泳協会会長(37)が、主催する同大会を総括し「より多くの選手に試合を提供できたことが、東京都としてはうれしく思う」と話した。

 多くのトップスイマーが五輪延期による喪失感を抱えており、目指す試合がないことで練習に身が入らない時期もあったと話している。「水泳選手はやはり毎日の積み重ねが試合で生きることを楽しみにしている部分もある。僕もそうだったけど試合があることで選手も頑張れるし、自己ベストを更新したいという意欲も湧いてくる」と北島会長。「より多くのトップ選手が参加してくれたので、成功と言えるのではないかと思う」と振り返った。

 また29日に池江璃花子(ルネサンス)が1年7カ月ぶりの復帰戦として出場したことには「彼女を見て多くの方が勇気づけられる。僕もその一人だった。やはり、水の中にいる彼女は輝いて見えたし、非常にうれしくもなった」と感謝。「とはいえまだまだ、これから色んな山を乗り越えないといけない。彼女がどんな第2の水泳人生を歩むのか、温かく見守っていきたいと思う」とエールを送った。

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