ボルト氏コロナ陽性に非難の声も「無意識に他の人に広めた可能性」21日に誕生会
陸上男子100メートル世界記録保持者で五輪で計8個の金メダルを獲得したウサイン・ボルト氏(34)が先週末に受けた新型コロナウイルス検査で、陽性と判明した。ジャマイカ保健省が24日(日本時間25日)に明らかにした。
ボルト氏は陽性判定に先だって自身のツイッターを更新。病床に横たわっている動画メッセージで「私は仕事があるので、土曜日に(ジャマイカを)出発するために(新型コロナウイルスの)テストをした」と説明。さらに「私は症状がなく、自分自身を隔離している」と話している。
21日にはボルト氏の34歳の誕生パーティーが開かれ、SNSではマスクなしで密な状態で盛り上がる様子がアップされていた。
コメント欄には、早期回復や無事を祈る声が多く寄せられたが、ボルト氏の行動を問題視する声も。
「コロナがバースデーパーティーに参加した」
「これがマスク着用と社会的距離が重要な理由です。ウサインは無症候性であり、彼のパーティーで無意識のうちに他の人にそれを広めた可能性があります。引き続きマスクを着用し、距離を空ける努力をしてください。戦いはまだ終わっていません」
-などとパーティー開催を非難する言葉も掲載されている。