桐生祥秀「思い出に残る走りを」超高速の高反発トラック 9秒台への期待高まる

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(23日、国立競技場)に出場する有力選手が22日、オンラインで前日会見を行った。来夏に延期された東京五輪のメインスタジアムでの本格的な陸上競技の初陣。高反発のトラックが整備され、男子100メートルではいきなりの9秒台への期待が高まる。前日本記録保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=は「思い出に残る走りをしたい」と、新たな聖地での快走を誓った。

 新たな聖地にふさわしい、鮮烈な一ページ目を刻む。前日会見に出席した桐生は「旧国立はこれといった思い出がないので、ここで思い出に残る走りをしたい。このメンバーで優勝するならタイムは出る。とにかく優勝を目指して走る」と力を込めた。会見後にはスタジアムで調整し、トラックの感触を確かめながら汗を流した。

 新型コロナウイルスによる大会の延期や中止が続いた期間を経て、7月からようやくシーズンが開幕。8月の今季初戦で10秒04の好タイムをマークした桐生が狙うのは、自身の自己ベスト(9秒98)、そしてサニブラウンの持つ日本記録(9秒97)の更新だ。

 東京五輪のメインスタジアムとして生まれ変わった国立には、近年の五輪でも採用されてきた超高速の呼び声高いイタリア・モンド社の高反発トラックが整備された。この日、行われた小学6年生、中学3年生を対象とした「ライジングスター陸上」では向かい風0・5メートルから追い風1メートルと風は安定しなかったが、条件がかみ合えば、記録が出る下地はある。

 桐生と同じ9秒98の自己ベストを持つ小池に、山県、ケンブリッジらライバルもそろうが「(コロナ禍で)今季はあと何本走れるか分からない。こういうときだからこそ、元気の出る走りをしたい」。主役の座は譲らない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス