陸上・山県「10秒11上回るタイムを」1年3カ月ぶり復帰戦!新国立で五輪イメージ

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(23日、国立競技場)に出場する有力選手が22日、オンラインで前日会見を行った。来夏に延期された東京五輪のメインスタジアムでの本格的な陸上競技の初陣。高反発のトラックが整備され、男子100メートルではいきなりの9秒台への期待が高まる。

 18年アジア大会銅メダリストの山県亮太(28)=セイコー=は、これが1年3カ月ぶりの復帰戦。「昨季がふがいない結果だった。変わったなと思われる走りをしたい。去年のこの大会が10秒11だったので、それを上回るタイムを」と、慎重に話した。昨年11月に右足首のじん帯を断裂するアクシデントもあったが、現在は順調に回復。新国立でのレースに「来年の五輪のイメージトレーニングにつなげたい」と語った。

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