東京五輪会場の海の森水上競技場など競技団体の利用開始へ

 東京都のオリンピック・パラリンピック準備局は17日、東京2020大会前の利用に関し、海の森水上競技場、夢の島公園アーチェリー場、大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場の利用を開始すると発表した。東京都は東京2020大会の延期を受け、大会および準備に支障がない範囲で、新規恒久施設などを利用できる機会を設けることとして、仮設物の安全対策などが整った施設から順次利用を開始している。

 東京大会でカヌー・スプリントとボートの会場となる海の森水上競技場について、競技団体による練習利用期間は8月22日から12月28日まで。都民の利用は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえてあらためて知らせる。

 東京大会でアーチェリーが行われる夢の島アーチェリー場の利用期間は9月1日から来年3月31日まで。競技団体による大会利用などに充てられ、芝生保全のためアーチェリー利用に限定し、当面広場としての一般開放はしない。

 東京大会でホッケーが実施される大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場の競技団体の大会および練習の利用期間は8月22日から来年1月14日まで。都民の利用は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえてあらためて知らせる。

 また、東京大会でバレーボールが開催される有明アリーナについては、無観客ライブ(音楽、スポーツ)などのイーターネット配信(原則有料)や、都民参加型のスポーツ体験イベントの実施が予定されている。無観客ライブは9月から来年2月まで実施し、詳細については後日知らせるとしている。都民参加型のスポーツ体験イベントはトップアスリートらとの交流事業や競技体験を予定しているが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、あらためて知らせる。

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