テコンドー男子61キロ級田中光哉ら意欲新た 東京パラも会場・日程維持

 新型コロナウイルスの影響で来年に延期された東京パラリンピックの新たな日程が3日に発表され、代表内定選手や競技団体関係者らは意欲を新たにした。発表会見にリモート参加したテコンドー男子61キロ級の田中光哉(28)=ブリストル・マイヤーズスクイブ=は「最大の安全管理をして、いい準備をしていきたい」と1年後の祭典を見据えた。

 五輪同様に同一会場、同一日程で調整され、日付が1日ずつスライドとなった。日本パラ陸連の増田明美会長は「大会最終日にマラソンがある。東京の街を選手が駆け抜け、いい締めくくりになる」と期待。視覚障害選手と伴走者の密接が避けられないなどパラ特有の感染対策問題については「PCR検査を含め感染予防を徹底したい。知恵を出し、工夫をこらして考えたい」と述べた。

 基礎疾患を抱える選手が多いボッチャは本格的な活動再開が遅れている。日本代表の村上光輝監督は「日程が決まることで逆算してスケジュールを組める。今は合宿ができていないが、3カ月あったらピークに持っていける」と前向きだった。

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