フィギュアGPシリーズ 自国選手中心で制限付き開催へ

 国際スケート連盟(ISU)は4日、10月に開幕するグランプリ(GP)シリーズの6大会を制限付きで開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響で各国に渡航制限が出ていることなどから、国内イベントとして実施する方針。開催国の選手、同国に練習拠点を置く選手を中心に大会を行うという。

 GPシリーズは世界6カ国で開催され、通常であれば、選手はこれまでの成績などから振り分けられた、最大2大会に出場可能。順位に応じてポイントが与えられ、獲得ポイント上位6人(組)が12月のGPファイナルに進出する仕組みとなっていた。

 今回の制限により、2大会転戦ではなく、1選手(組)1大会の出場となる見込み。2022年北京冬季五輪のテスト大会を兼ねるGPファイナルへの進出条件も現段階では未確定だけに、早期の決定が求められる。公平性を保つために、世界ランクのポイントは加算しない方針。GPファイナルは年明けに延期される可能性もあるといい、中国側と協議中。ISUは、いつ、どのような条件で開催できるか、確定次第発表するとしている。

 ▽今季のGPシリーズ予定は以下。

第1戦 10月23~25日、スケートアメリカ(ラスベガス)

第2戦 10月30~11月1日、スケートカナダ(オタワ)

第3戦 11月6~8日、中国杯(重慶)

第4戦 11月13~15日、フランス杯(グルノーブル)

第5戦 11月20~22日、ロシア杯(モスクワ)

第6戦 11月27~29日、NHK杯(大阪)

12月10~13日、GPファイナル(中国・北京)

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