テニス男女ツアー、今季残り中国での11大会が中止 WTAファイナルズも
男子プロテニスツアーを運営するATP(男子プロテニス協会)と、女子プロテニスツアーを運営するWTA(女子テニス協会)が24日、それぞれの公式ウェブサイトで、今季残りの中国で開催予定だった大会を今年は中止すると発表した。
中国のスポーツ当局が、新型コロナウイルスの影響により、今年予定されていたスポーツの国際大会を同国内では行わないとする決定を受けたものとしている。男子は4大会、女子は7大会で、あわせて11大会となる。
特に女子は大きな大会が影響を受けた。10月12日からのチャイナオープンは、四大大会に次ぐ「プレミアマンダトリー」というクラス。さらに、11月8日から深センで行われる予定だった、毎年のランキング上位選手によるWTAファイナルズも中止に追いこまれた。
男子では、アジアでは唯一のマスターズ1000(四大大会に次ぐクラスの大会)である、上海マスターズを含む4大会が中止となった。