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御嶽海が元気星!故郷長野&競泳萩野に届け V3へ無傷5連勝、大関とりへ再進撃

 「大相撲7月場所・5日目」(23日、両国国技館)

 3場所ぶり関脇復帰した御嶽海が相撲巧者の遠藤を電車道で押し出し、初日から5連勝に伸ばした。新型コロナウイルスの影響で出稽古ができず“ぶっつけ本番”も何の、大関ロードを再進撃。強気にV3を視界に入れる。横綱白鵬は先場所、敗れた阿武咲を一蹴し無敗をキープ。新大関朝乃山も初顔の霧馬山との大相撲を制し5連勝。全勝は平幕妙義龍、新入幕琴勝峰を合わせて5人となった。

 御嶽海が乗ってきた。低く踏み込む遠藤を頭でガツンと受け止め、前進。ハズ押しで出ると、まわしに触らせもせず、2秒3、電車道で押し切った。

 相撲巧者を完全攻略し、これで対戦成績は3連勝で9勝5敗。「しっかり前に出られた。もうちょっとだけど徐々に上がっていっている。気持ちいい」と納得顔で振り返った。

 場所前の出稽古が禁止。部屋には自身以外は幕下以下しかおらず、関取衆と稽古せず、ぶっつけ本番だった。何度も不安を口にしたが、さすがの対応力。2場所連続6度目の無傷5連勝に「当たり前じゃないかと思う」と口も滑らかだ。

 地元の長野は昨秋、川が氾濫し大きな水害。実家のある上松町は先日も豪雨が襲った。七夕に記した言葉は「元気をとどける」。本来なら7月場所は名古屋開催で多くのファンが地元から駆け付ける。故郷を背負い、思いを込めた快進撃だ。

 19年まで何度も大関とりに失敗。後輩朝乃山に先を越された。悔しさを胸に3場所ぶり関脇復帰。大関への道をここから再加速だ。

 東京五輪開幕まで1年。東洋大の後輩で不振から復活を期す競泳男子の萩野公介にエールを送った。「もう1回、チャンスが回ったと思う。ものにして五輪に挑戦してほしい。自分も五輪に負けないように」と、V3で勇気を届ける。

 場所前にはプライドもにじませた。「関脇だけど、引っ張っていく。2回も優勝しているわけだから。しっかり引っ張ってみんなが喜ぶ成績にしたい」。横綱以外では現役唯一の複数回優勝。強気な言葉は自信の表れだ。

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