大鵬の孫・納谷 敗れて1勝1敗「終始攻められて全然」

 北はり磨(右)にすくい投げで敗れた納谷(撮影・中田匡峻)
 北はり磨にすくい投げで敗れ、背中から太ももにかけてべっとりと土がついた納谷(撮影・伊藤笙子)
 北はり磨(上)にすくい投げで敗れた納谷(撮影・伊藤笙子)
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 「大相撲7月場所・3日目」(21日、両国国技館)

 “昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・東幕下5枚目納谷(20)=大嶽=が元幕内のベテラン、北はり磨(山響)にすくい投げで屈し、初黒星を喫し、1勝1敗の五分となった。

 低い独特の立ち合いをする相手に起こされて防戦一方。最後は豪快にすくわれ、土俵に転がった。「(立ち合いの)高さを合わせてしつこくいこうと思ったけど、おっつけが強くて嫌がってしまった。終始攻められて全然でした。全然相撲が取れなかったので悔しい」と完敗だった。

 幕下5枚目まで再び上昇し、今場所、十両を決めるチャンスはまだある。「しっかり勝てればいい。しっかりやるだけ」と、切り替えた。

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