自動車F1シリーズのレッドブル・ホンダは25日、開幕戦のオーストリア・グランプリ(GP=7月5日決勝)へ向け、英国のシルバーストーン・サーキットでテスト走行した。ハンドルを握ったアルボン(タイ)は「マシンに戻ることができてうれしい。レースの感覚を取り戻すいい機会だった」と語った。
新型コロナの影響で開幕が遅れ、チームがマシンを走らせるのは合同テスト以来で約4カ月ぶり。パドックではメカニックがマスクを着用して作業するなど、感染症対策をした。ホーナー代表は「あまりなじみのないことだが、チームが新しい手順に慣れるためのいい予行演習になった」と評価した。