新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)が史上初めて中止となったことを受け、全国高等学校体育連盟(全国高体連)が要請した都道府県レベルの大会とは違う競技別の「代替大会」開催に向けた動きが出てきた。夏の大舞台を失った高校生を独自に支援する輪が広がっている。
部活動の成果発表の場をつくるため、有志による大会開催を目指す動きが目立つ。フェンシングは五輪経験者が中心となり、全国規模のオープン大会のプロジェクトを発足させた。
アーチェリーは用具メーカーなどが主催する。サッカーは静岡学園や興国(大阪)など強豪6校が総当たり戦をする計画だ。