相撲協会が力士・親方らの抗体検査終了を発表 結果は6月中に発表目指す

 「大相撲7月場所」(7月19日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は12日、新型コロナウイルスの感染状況を調べる抗体検査の日程を終了したことを発表した。5月18日から全45部屋の力士、親方ら協会員、部屋関係者の約1000人が検査を受けた。国内のスポーツ団体が同規模の抗体検査を受けるのは始めて。

 協会の宮田哲次主事が電話取材に対応。「検査自体は個別に聞かないことになっている。なるべく早く発表全体の状況を発表したいと思っているが数が多く、まだ見通しがまだ立っていない。目標は6月中ぐらいだが、ちょっとまだ具体的には何ともいえない」と、取りまとめた検査結果は6月中にも発表される見込み。

 陽性判定の力士がPCR検査を受けるかは専門家の指示に従う。抗体検査の結果に関しては、本人にも協会にも現時点では伝えられていないという。今後は検査結果を受け、無観客開催を目指す7月場所開催へ向け、理事会を開き判断していく。

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