陸上の朝原氏、山県、福島がYouTubeでトークライブ

 陸上の08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダリストの朝原宣治氏(47)が7日、16年リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの山県亮太(27)、女子100メートルと200メートル日本記録保持者の福島千里(31)=ともにセイコー=とともに、YouTubeでトークライブを行った。

 山県は当面の目標について、日本選手権(10月1~3日、新潟)を明言。「来年、(東京)五輪のメンバーに選ばれることもそうだが、今年の日本選手権が10月に(新潟で)ある。1年以上、試合に出ていない。自己ベストを出して『山県、がんばっとるな』と思ってもらえるようにがんばる」と意気込んだ。

 山県は昨年5月のセイコーゴールデングランプリ大阪に出場して以降、気胸などの影響により大会を欠場。今秋を見据え、100メートルで10秒00の自己ベストを更新し、9秒台突入を誓った。

 また、福島も五輪や日本選手権などを挙げながら「一日一日、瞬間瞬間を大事に積み重ねていくこと。先がどうであれ、今日一日を大切に過ごすことが大事」と意気込みを語った。

 トークライブは陸上の話題はもとより、昔話でも盛り上がった。山県によると、福島に初めて会ったのは2012年ロンドン五輪という。「そこでもしゃべったことはあるけど、福島さんが全然覚えていない感じ」とエピソードを披露。ロンドン以降、国際大会や国内イベントなどで何度も顔を合わせたものの、「毎回、『初めまして』『どうも』みたいな感じだった」と打ち明けた。

 このことを問われた福島は「ロンドンのときは思い出がある。忘れられない思い出。選手村で一緒に夜ご飯を食べた思い出というか記憶はある」と、山県の指摘を否定。山県から「なのに覚えていないですか?」とたたみかけられたが、「覚えています。やっぱり、一年に一回ぐらいしか会わないじゃないですか?なので一度しゃべったからといって、なれなれしくするっていうのも…。どんどん山県選手が成長して、成績を残していく中で、がんばっている姿を見て、遠くなっていくような…。毎回、競技場で見ても、大会で見ても『すごいな』『がんばっているな』と思っていた」と、山県を持ち上げた。

 福島が初めて五輪に出場した2008年北京大会のとき、山県は高校生。朝原氏から「福島さんを見ていたのでは?」と問われた山県は、「朝原さんもそうだけど、ずっと『テレビの向こう側の人』みたいなイメージだった。2012年のときに福島さんと代表が初めて一緒になって、『あの人いる』みたいな感じだった」と、尊敬のまなざしを送っていたことを明かした。

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