新型コロナウイルスの感染拡大で夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止となった高校生に、日本のトップ選手や指導者らがオンライン授業を行う企画が26日に始まり、第1回の講師を務めた世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太選手が、全国の高校生にアドバイスを送った。
全国高等学校体育連盟などがインターハイで実施される30競技に取り組む高校生を対象に企画した。この日は全国のボクシング部員40人が受講した。
村田選手は、部活動の場を失った高校アスリートに「物事をどう捉えるかは個人の判断。未来をつくっていくことを考えた方がいい」と熱弁を振るった。