Bリーグ 島田新チェアマン就任へ 辞任の大河氏「トップの若返り大切」

 バスケットボール男子Bリーグの新チェアマンに、B1千葉の会長を務める島田慎二氏(49)が7月1日付けで就任する方針となった。大河正明チェアマン(61)は21年までの任期を待たず、6月30日をもって辞任する。26日にオンラインで行われた理事会でチェアマン候補者として島田氏の選任が決定。6月10日の臨時会員総会、同16日の理事会で決議され次第、正式に決定となる。

 大河チェアマンは退任について、かねて掲げてきたリーグの中期計画において2020年から第2フェーズに入ることを挙げ「準備段階から引き継ぎをしていくことの方が適切だろうと考えた」と説明。「長くやればやるほど、いくらこちらがオープンにしていても忖度(そんたく)が働くのが世の常」とも語り、「若い方へ浸透するBリーグ。トップの若返りも大切」とした。

 日大出身の島田氏は、2012年に当時bjリーグの千葉社長に就任。経営難からクラブを建て直すと、人気、実力ともにリーグトップクラスへ成長させた。また、日本トップリーグ連携機構理事、日本テコンドー協会副会長などを務めている。6月末でB1千葉の代表取締役会長は退任する。

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