ヴィクトワール広島が特殊詐欺防止へひと役 ポスター作成し、広島県警に寄贈

 プロ自転車ロードレースチーム、ヴィクトワール広島が特殊詐欺の防止を訴えるポスター2000枚とチラシ1万5000枚を作成し、26日に広島県警に寄贈した。

 2015年のチーム発足以来、学校などで自転車安全教室を開催したり、広島県警との連携により「自転車安全利用街頭キャンペーン」や「減らそう犯罪・全国地域安全運動」街頭パレードを実施するなど、地域安全に寄与する取り組みを続けてきた。今回はチームスポンサーの広島トヨタ自動車の協力を受けて実現した。

 中山卓士社長は「最近はコロナウイルスに関する助成金をめぐる詐欺も増えていると聞きます。このポスターやチラシを目にすることが注意喚起につながり、広島県内の被害が少しでも減ってくれたらと願います」と話した。広島県警の担当者は「とてもインパクトがあり、目を引くポスターなので、駅や役所など公共施設に掲示し、県民の防犯意識を高めていければ。チラシもイベントなどで配っていきたい」と感謝していた。

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