延期の五輪、開幕1年前イベントの実施可否は今後の状況見極めて 組織委

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、インターネットで会見を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期となった来夏の大会開催に伴い、五輪開幕1年前にイベントを実施するかどうかは、今後の状況を見極めて判断するとした。

 東京五輪は来年7月23日に開幕。高谷正哲スポークスパーソンは「どう過ごしていくかは一つの大きなトピック。一方で現在の世の中の状況、一年前を迎えるタイミングでの世の中の状況を、しっかり考えながら行動していく必要がある。人が集まる行為一つを取っても、どういった方針・指針が政府から示されるかも大きく考え方に影響を与える。2カ月後の状況に対しても、想像を巡らせながら組織委員会内部でもしっかりと検討したい」と話した。

 また、4月22日に発表された新型コロナウイルスに感染した30代男性職員は自宅療養を続けており、複数の濃厚接触者についてはテレワーク主体の業務に復帰していることも明らかにした。

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