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桐生祥秀、安易に言えないけど「前向こう」高校総体中止…夢閉ざされた高校生にエール

 スポーツに励む多くの高校生にとって夢の舞台となる全国高校総合体育大会(インターハイ)の史上初の中止が26日、決まった。トップアスリートも総体の経験を経て、飛躍した選手は多い。高校3年生時に陸上短距離3冠を達成している男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=らが高校生たちを思いやった。

 すべてを懸けて目指してきた舞台がなくなる。高校生達の気持ちを思えば思うほど、胸が締め付けられた。

 桐生は自身のツイッターに長文を投稿。「今の中高生になんて声をかけたら元気が出るのだろう。頑張ろう、と俺は安易に言えない。なぜなら自分は全中や高校総体に出ているから。全国の舞台を本気で狙っていた自分は、これらの大会に全てを懸けていた」と、大目標を失った生徒達を思いやった。その上で「自分に今できることはみんなの目標になること、大会が始まった時に元気な姿を見せることが自分のやることだと思ってます。お互い前向きに行きましょう」とつづった。

 陸上女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香(30)=パソナグループ、ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(32)=積水化学=もツイッターでメッセージをつづった。

 高校総体3連覇の実績を持つ日本フェンシング協会の太田雄貴会長も「特に高校3年生には辛いニュース。高校総体を目標に頑張ってきた選手達の気持ちは痛いほどよくわかります」と思いやり、「一方で開催有無に関わらず、競技を通じて学んだことは多いと思います。それを言語化し、糧として、次の目標に向かって頑張って欲しい」とエールを送った。

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