松島幸太朗は外国ルーツ選手の先駆け…高卒で海外育成機関へ、日本初W杯8強に貢献

 2019年のラグビーW杯日本代表で、来季はフランス1部リーグ(トップ14)のクレルモンに移籍するトップリーグ(TL)、サントリー所属のWTB/FB松島幸太朗(27)がこのたびインタビューに応じた。近年、日本のスポーツ界ではテニスの大坂なおみ、陸上のサニブラウン・ハキーム、ケンブリッジ飛鳥ら両親のどちらかが外国にルーツを持つ選手の活躍が目立つが、松島はその先駆け的存在と言っていい。

 松島自身、2019年のW杯後のインタビューで「これからはいろいろな競技でそういうバックグラウンドを持つ選手が増えていくと思う。彼らの活躍も自分にとって刺激になるし、自分の活躍に刺激を受けた選手が出てきたらうれしい。そういう新しい選手がどんどん出てくるような環境が整っていけばいいと思う」と語っている。

 高卒時に海外チームの育成機関へ単身挑戦。昨秋は日本初のW杯8強進出に貢献と、常に新境地を開いてきたパイオニアは、ラグビー界だけでなく日本のスポーツ界の後進たちに夢と刺激を与え続ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス