芝田山親方、改めて「3密」厳禁 緊急事態宣言を注視、10日定例会で今後を協議へ

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が6日、新型コロナウイルス感染拡大で7日にも緊急事態宣言が発令される見通しとなったことを受け、代表者による電話取材に応じた。

 同部長は各相撲部屋に対し、宣言に関する報道を注視するよう通達。宣言は4週間続くとの見方で、改めて密閉、密集、密接の「3密」の場所に行くことを厳禁。「春場所と同じように生活してください」と指示した。

 宣言が出れば夏場所(5月24日初日、両国国技館)の開催可否にも大きく影響を与える。同部長は臨時理事会の開催などに関し協会内で急きょ協議したとし「本場所まで時間はある。すぐに理事会を開くということではない」と説明。10日に協会執行部の定例会が予定されており、まずはその場で今後の対応を話し合うことになる。

 夏場所は3日の理事会で2週間延期し初日が24日に変更が決まったが今後は不透明。宣言を踏まえて中止を含め、判断していく。

 新大関朝乃山(26)=高砂=はこの日、朝稽古で基礎運動を行い調整。「初めてのこと。やっていくしかない」と異例の事態にも冷静に話した。

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