IOCのマコネル競技部長は2日の、電話記者会見で、21年夏への延期が決まった東京五輪のマラソンと競歩は、札幌市で実施する計画に変わりないとの考えを明らかにした。延期に伴い、21年8月8日となった閉幕日を含む大会最終盤の4日間で男女マラソンと競歩を集中開催する競技日程も変更しないという。この方針に従えば、マラソンは女子が8月7日、男子が同8日に実施される。
IOCは既に確定した五輪の出場枠は原則的に新日程での大会でも維持すると表明しており、マコネル氏は代表選考が必要な競技については各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)に最終決定権があるとの見方を示した。