Jヴィレッジで聖火を展示 復興のシンボルに「希望の灯火」

東京2020オリンピックの聖火を手に記念撮影をする東京2020組織委員会副事務総長の布村幸彦(左)と福島県文化スポーツ局長の野地誠氏=Jヴィレッジ(撮影・堀内翔)
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 1年の延期が決まった東京五輪の聖火の展示が1日、福島県のJヴィレッジで始まり、展示セレモニーが行われた。

 東京五輪組織委員会の布村幸彦副事務総長は「ランタンの中に入った小さな希望の灯火ということで、一人一人がさまざまな希望を胸に秘めながら見て頂けたら」と語った。

 また福島県の野地誠文化スポーツ局長は「ここJヴィレッジは福島県の、東日本大震災、原発事故からの復興のシンボル。ここで聖火を展示し、県民の皆さんに見て頂けるのは大変うれしく思う」と話した。

 聖火は3月12日にギリシャで採火され、20日に日本に到着。26日から聖火リレーがスタートする予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京五輪の1年延期が決まり、聖火リレーも延期されていた。

 2日から30日まで、Jヴィレッジのセンターハウス1階にて一般公開される予定。展示終了後については未確定だが、聖火は開催地の東京に移す見込みという。

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