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陸上北京五輪リレー銀・塚原直貴氏が新型コロナ陽性と発表 日本の五輪メダリスト初

 富士通は31日、陸上の08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダリストで、現在は同社陸上競技部でアドバイザーを務める塚原直貴氏が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。塚原氏は30日から所管の保健所の指導のもと、感染症指定医療機関に入院している。日本人の五輪メダリストで新型コロナウイルス感染が公表されたのは初の事例。

 同氏は28日午前9時頃から午後4時頃まで三重県鈴鹿市で陸上競技講習会の講師として参加。未就学児や小学生など約80人の生徒を指導した。生徒を含め、接触者は約90人だという。その後、同日午後6時頃体調不良と発熱の症状が出たため、同県内の病院で診察を受けた。翌29日になっても熱が下がらず、同病院から連絡を受けた所管保健所の指導のもとPCR検査を受け、30日に感染が確認されたという。三重県は参加者などを対象にPCR検査を実施する方針。

 同社は塚原氏が23~25日に出社した川崎工場について消毒などを実施した。

 富士通は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に必要な情報の提供について、従業員のプライバシー保護のため、感染者の氏名は公表していないが、今回は塚原氏の「自分の感染をお知らせすることで陸上競技関係各位をはじめ、多くの皆様に感染拡大防止に向けた取り組みの重要性をあらためてご認識頂けるのであれば公表したい。また、自らの感染による皆様へのご迷惑を最小限に止めたい」という強い申し出により、例外的に公表に踏み切ったという。

 塚原氏は08年北京五輪の男子400メートルリレーで1走として貢献(末続慎吾、高平慎士、朝原宣治の3選手と出場)。当時は銅メダルだったが、その後、優勝したジャマイカチームにドーピングが発覚し、19年に銀メダル繰り上がりが決定した。

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