陸上五輪代表、大迫らそのまま 瀬古リーダー「権利守ってあげたい」

 日本陸上連盟の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)が25日、都内で取材に応じ、すでに内定している東京五輪男女マラソン代表各3人について、そのまま21年五輪の代表とする方針を示した。

 「権利を守ってあげたいと思います。自分達で勝ち取った権利。取り上げることはできないし、彼らも自分で掴んだ以上、自分で走りたいはず」

 マラソンは瀬古リーダーらが立ち上げた3年間を掛けた選考システムMGCにより、男子で中村、服部、大迫、女子で前田、鈴木、一山が内定している。

 延期については「怪我の選手もいるし、大迫も3月に凄いレース(日本記録更新)をやったし、1年間もう一度しっかり状態を整えられる」と前向きにとらえ、「自信をもってえらんだ6人。大丈夫」とうなずいた。

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