白鵬一気の押しで10勝目 1敗は平幕碧山と2人 鶴竜、朝乃山2敗で追う

 北勝富士を押し出す白鵬(撮影・神子素慎一)
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 「大相撲春場所・11日目」(18日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱白鵬(宮城野)が北勝富士(八角)を一方的に押し出し、10勝1敗とした。前日に阿武咲(阿武松)に敗れて今場所初黒星を喫したが、一気の攻めで立て直した。1敗は平幕で勝利した碧山(春日野)との2人。

 横綱鶴竜(陸奥)は正代(時津風)を押し出しで下し、2敗を守った。大関貴景勝(千賀ノ浦)は阿炎(錣山)に敗れて5勝6敗と黒星が先行した。

 大関獲りの関脇朝乃山(高砂)は竜電(高田川)を寄り切り、2敗で追う。2敗は御嶽海(出羽海)、隆の勝(千賀ノ浦)の平幕2力士も含め4人となった。

 また発熱により新型コロナウイルス感染の疑いからPCR検査を受けた千代丸(九重)がこの日から再出場。琴奨菊(佐渡ケ嶽)に寄り切りで敗れ、5勝4敗2休となった。

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