野口みずきさん「低迷していたマラソンに光が差した」一山に国内最高抜かれる

青梅マラソンで日本最高記録で優勝した野口みずき=2004年
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 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、ナゴヤドーム発着)

 東京五輪女子マラソン代表の残り1枠を決めるレースで、一山麻緒(22)=ワコール=が条件となるタイムを破る2時間20分29秒で優勝し、東京五輪代表代表3人目に決まった。一山の記録は日本歴代4位で、アテネ五輪金メダルの野口みずきさん(41)の記録を破る国内最高記録となった。

 野口さんはこの日、テレビ解説のため会場で新記録を見届けた。2003年の大阪国際女子マラソンで自身がマークした2時間21分18秒が17年ぶりに更新され「うれしいことです。ハラハラドキドキしていた」と心境を語った。

 また「低迷していたマラソンに光が差してきた。他の選手も刺激を受けて、強い女子マラソンを取り戻してほしい。たくましい後輩が出てきた」と黄金時代の復活を熱望した。

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