名古屋ウィメンズ会見、コロナ対策厳戒態勢

 「名古屋ウィメンズマラソン」(8日、ナゴヤドーム発着)

 東京五輪の女子マラソン日本代表最終選考会となる名古屋ウィメンズに出場する有力選手が6日、名古屋市内で会見した。残り1つの枠を巡り、1月の大阪国際で松田瑞生(ダイハツ)がマークした2時間21分47秒を突破した最速の選手が代表となり、クリアするランナーがいなければ松田に決まる。

 市内のホテルで行われた記者会見では、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、異例の厳戒態勢がとられた。通常はひな壇の正面に記者席が設置されるが、今回はひな壇の前に5メートルから8メートルほどの空間がとられ、その後ろにカメラ席のみが設置された。記者はひな壇前の左右に分かれ、選手の斜め前から質問する形になった。

 選手はマイクを使い回さず一人1本ずつ使用。写真撮影でも例年のように選手が手を合わせるなどのポーズはとらず、横並びのみに限定された。

 また、2日の東京マラソンに続いて懸念される沿道での観戦は、主催者が大会ホームページで自粛を呼びかけている。ナゴヤドームへの一般来場もできず、テレビ、ラジオでの観戦を要請している。

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