日本陸連がマラソンなどの応援自粛要請 3月選考会は開催明言!「五輪開催へ努力」

 日本陸上連盟は28日、連盟のホームページでファンに対して、横川浩会長名で、マラソン、競歩などロード競技の応援自粛を要請した。

 「本来であれば、沿道や競技場の大声援の中、選手たちに練習の成果を発揮して欲しいと思っておりましたが、新型コロナウイルスの感染・拡散予防を考えますと、沿道などでの応援を自粛いただき、テレビやインターネット観戦を通じて応援いただければと思います」

 政府方針が発表され、3月以降のスポーツ、文化イベントは中止、延期が相次いでいるが、陸上は3月1日の東京マラソンを皮切りに、3月8日の名古屋ウイメンズマラソン、びわ湖毎日マラソンなど東京五輪の代表選考会が続く。市民マラソンである東京や名古屋はすでに一般参加を中止し、五輪出場権を争うエリートの部のみが行われる。陸連は「全国で開催されているロードレース競技会の中止、縮小、延期をされている現状を重くとらえております」とした上で、選考会については「開催自治体、開催運営団体、協賛会社、ボランティアスタッフの皆様のご支援、ご尽力をいただき開催させていただきます。代表選手を選考するレースを開催させていただけることに対して感謝の念にたえません」と、実施を明言した。

 東京五輪については海外からも開催の是非が問われる状況となっているが「私たちもこのような状況で、今できる努力をして、東京オリンピック、パラリンピック開催に向けて努力してまいります」と、説明した。

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