セーリング土居愛実が総合9位 五輪ラストチャンスへ「スタート決まれば戦える」

 「セーリング・世界選手権」(27日、メルボルン)

 レーザーラジアル級で決勝シリーズが始まり、五輪種目の女子は土居愛実(アビーム)が9レースを終えて総合9位となった。冨部柚三子(福井県スポーツ協会)は46位。決勝シリーズは前半成績から上位、下位の組に分かれて争う。RSX級は3レースが争われ、東京五輪代表がまだ決まっていない女子は9レースを終え、須長由季(ミキハウス)が日本勢最上位の20位につけた。両種目とも今大会が日本連盟の定める五輪代表最終選考会となる。

 レーザーラジアル級で土居はスタートでうまくいかず、この日を終えて9位。「取りたいコースを引けなかった」と、中風下で3レースを終えた疲れもあって浮かない表情だった。この日の第1レースは22位、第3レースは27位と振るわなかった。それでも風が弱まった第2レースでは風の変化を読み取り、好スタートに成功してこの大会初めてとなる1位で終えた。「スタートが決まれば戦える」と意地を見せた。

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