新型肺炎不安 東京五輪開催に海外から懸念強まる 韓国紙「赤信号」、タイ紙「再考を」

 日本国内で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、5カ月後に開幕が迫る東京五輪の開催への懸念の声が海外メディアから相次いでいる。

 韓国紙「朝鮮日報」は24日付けで「東京五輪がウイルス拡散できしんでいる」と題して「大会準備に『赤信号』が灯っている」と、報じた。IOCと組織委員会が「中止や延期は検討していない」としていることにも触れ、競技場の建設、放送中継権、スポンサー契約、チケット販売、宿泊予約などで、すでに膨大なお金が動いていることを指摘し、「オリンピックが予定通り開かない場合は膨大な経済的損失や混乱が起きているからだ」と、分析した。また、同国の「中央日報」も「コロナ19で東京五輪は非常事態」と題し、全世界的にスポーツイベントが危機に陥っていることを報じた。

 タイ紙の「バンコクポスト」は「日本は五輪について再考する必要がある」と厳しく指摘。その理由について船内で多くの感染者を出した「ダイヤモンドプリンセス号」での日本政府の対応を挙げ「失敗した」と断じた。

 米「タイム」誌は「東京五輪はウイルスの犠牲になる?」と題し、組織委が17日に公式モットー「Unite by Emotion(感動で私たちは1つになる)」に触れつつ「今日、世界をつなぐ感情が1つあるとすれば、それは恐怖かもしれない」と、コロナウイルスの脅威を強調。ウイルスが湿度の高い夏場に衰退するという予想についても、専門家のコメントを用いて「それは希望的観測に基づいている」とした。

 また、「ニューズウィーク」も「2020年五輪はキャンセルされるか?」、ロイター通信は「一部投資家は、ウイルスの流行が7月24日に東京で開始される予定の五輪を奪う可能性があることを心配している」などと伝えている。

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