“最強王者”リネール撃破の影浦心「東京でもう1度倒して五輪王者に」

 柔道のGSパリ大会男子100キロ超級で、五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)を破った影浦心(日本中央競馬会)が11日、成田空港に帰国した。10年間負けなしで154連勝中だった“最強王者”を内股透かしで撃破し、東京五輪代表争いに踏みとどまった24歳は「絶対に透かしてやろうと準備していた。うれしい」と、してやったりの表情で振り返った。

 決勝で敗れ、準優勝。現状、リオ五輪銀メダリストの原沢久喜(百五銀行)がリードしている状況に変わりないが「リネールを倒したことは優勝よりも大きなこと」と前を向く。今後は原沢が出場する可能性が高いGSデュッセルドルフ大会(21~23日)の結果を待つ。「東京五輪でもう1度リネールを倒して、五輪王者になりたい」。首の皮はつながるか。天命を待つ。

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