体操・寺本明日香がアキレス腱断裂 五輪代表入りは厳しい状況
日本体操協会は、6日の代表合宿中に左足を負傷した寺本明日香(24)=ミキハウス=が左足アキレス腱断裂と診断されたと8日、発表した。7日に都内の病院で手術を受けた。全治は明かされていない。田中光女子強化本部長は明言しなかったものの、東京五輪代表選考会の一つとなる4月の個人総合の全日本選手権(武蔵野の森総合スポーツプラザ)への出場は「厳しくなった」との認識を示し五輪代表入りは厳しい状況に追い込まれた。
寺本はロンドン、リオデジャネイロ五輪代表で、18年世界選手権個人総合銀メダリストの村上茉愛とともに体操女子をけん引する存在。仮に全日本選手権、NHK杯に出場できなくても、強化本部推薦による選出の可能性は残るが、前回1964年の東京五輪以来の団体メダルを狙う体操ニッポン女子に衝撃が走った。