紀平梨花が連覇へSP首位、3回転ルッツ成功「安心しました」 坂本は4位、樋口5位

SPを終えて声援に応える紀平梨花=韓国ソウル(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(6日、ソウル)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年優勝の紀平梨花(17)=関大KFSC=は81・18点で首位発進となった。今季のSP自己ベストには届かなかったが、目立ったミスはなく3回転ルッツも降りた。日本選手は、坂本花織(シスメックス)が73・07点で4位、樋口新葉(明大)が72・95点で5位だった。

 2位はブレイディ・テネル(米国)で、75・93点。3位はユ・ヨン(韓国)で、3回転アクセルもこらえて73・55点を記録した。

 紀平は冒頭の3回転半を美しく降りると、3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプも着氷。スピンをはさみ、後半に入っての単独ジャンプは3回転ルッツを披露し、着氷させた。スピン、ステップもすべて最高評価のレベル4を得た。

 紀平は演技後、「本番、集中していいジャンプのイメージで跳べた」と話し、プログラムに戻したルッツジャンプについては「安心しました」と振り返った。「ちょっと(できは)微妙かな?って。キレキレの状態を持ってきたかったから、85%くらい」とさらに上を見据えた。

 今季SP自己最高は昨年10月のスケートカナダで出した81・35点だった。冒頭の3回転半の出来栄え点がスケートカナダの2・86点に比べると2・13点と及ばなかった。構成点もスケートカナダの35・39点に対して、今回が35・02点だった。技術点は46・16点で、スケートカナダの45・96点を上回った。

 紀平は左足痛のため、アクセルジャンプに次いで基礎点の高い3回転ルッツを今季のGPシリーズ、全日本選手権では回避していた。年明けから練習を再開したといい、今大会まで練習を重ねていた。実際に試合で披露したのは、昨年9月のオータムクラシックでのフリー以来となった。

 紀平のSP今季自己ベストは昨年10月のGPシリーズ・スケートカナダでの81・35点。この時も3回転ルッツはプログラムから外していた。SP世界最高得点であるコストルナヤ(ロシア)の85・45点にどこまで近づけるかが注目されていた。

 衣装は赤色を基調にしていたものから、今季最高記録を出したスケートカナダで着用した青色を基調にしたものに戻した。本人は「青がいいかなぁって思って」と語っていた。

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