紀平梨花「連覇を目指す」 連続ジャンプ何度も着氷!手応え十分

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(6日開幕、ソウル)

 公式練習が行われた会場のソウル木洞アイスリンクは、新型コロナウイルスの感染防止のためにマスクの着用や検温、問診票の記入を義務づける“厳戒態勢”となった。

 全日本選手権女王で、昨年覇者の紀平梨花(17)=関大KFSC=は4日、本番会場で氷の感覚を確かめた。

 午前中に行われた練習では、40分間の練習終盤で感覚をつかみ、トリプルアクセル(3回転半)-2回転トーループの連続ジャンプを何度も着氷。靴の調整に苦しんでいたが、3年前に約1カ月だけ使っていた靴を引っ張り出して持ってきたといい「やっとはまった。なんとか間に合った」とホッとした表情だった。

 左足の故障で封印していた3回転ルッツも1月28日に米コロラド合宿から帰国して以降、練習量を増やしており「いいジャンプが跳べている」と手応え十分。「SP、フリーともにノーミスを目指して、連覇を目指して頑張りたい」と力強く語った。

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