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厚底シューズで世界陸連が新規則発表 ナイキ現行モデルは可、“2時間切り”靴は規制に

 陸上長距離界で男女マラソンの世界記録更新など好タイムが続出している米スポーツ用品大手ナイキの「厚底」靴「ヴェイパーフライ(VF)」の規制を巡り混乱する中、世界陸連(WA)は31日、シューズに関する規則の修正を発表した。

 新ルールでは靴に関して、20年4月30日以降は、レースの4カ月前からオンライン、または店頭で購入できること(医学的理由などでカスタマイズされたものは許可される)が決められた。また、ソールの厚さは40ミリ以下、複数の剛性の埋め込みプレートは使用できないなどの要件を満たさない靴は無期限停止となる。

 現状のナイキのVFは、ソールの厚さが最大で37ミリ、反発を生むカーボンファイバーは1枚のため“合法”に。昨年10月に男子の世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が昨秋の非公式レースで、人類初の2時間切りとなる1時間59分40秒を出した際に履いていたプロトタイプ「アルファフライ」については、カーボンプレートが3枚使用されており、規制される見込みとなった。

 競技審判は競技者のシューズが規則を順守していないという合理的疑いが発生した場合、レース終了時に検査のため靴を提供するように要求する権利を持つ。

 昨秋からVFについて調査していた世界陸連の研究チームは「近年のシューズテクノロジーの発展により、スポーツの完全性が脅かされる可能性があるという懸念について十分な証拠があると結論付けた」と、表明。今後は新たなワーキンググループを設立し、市場に参入する新たなシューズを調査、監視していくことを発表した。

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