大相撲、振分親方が東関部屋継承 元小結高見盛、先代死去で

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、東関部屋付きの振分親方(43)=元小結高見盛、本名加藤精彦、青森県出身=が年寄「東関」を襲名し、部屋を継承することを承認した。昨年12月に先代の東関親方(元幕内潮丸)が死去し、力士らは同じ高砂一門の八角部屋の一時預かりとなっていた。

 振分親方は現役時代に気合を入れる独特のしぐさで人気があり、現在は審判委員を務める。振分親方は国技館での師匠会に出席後「どきどきしている。相撲だけではなく、力士たちの第二の人生のことまで考えてあげないといけない」と緊張した表情で語った。

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