米スケボー世界王者、祖母は日本人と告白「東京五輪楽しみ」

 前日練習を行ったスケートボード・ストリート男子世界1位のナイジャ・ヒューストン(左)と堀米雄斗
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 都市型スポーツのプロ大会である「キメラAサイド」(25、26日、愛知・国際展示場)に出場するスケートボード・ストリート男子の堀米雄斗(21)=XFLAG=が24日、会場で取材に応じ、前日練習を行った。国内大会では約5年ぶりの出場となる日本のエースは「海外のトップ選手も来ていて楽しみ。優勝を目指して頑張りたい」と腕をぶした。

 今回は、世界最高峰の大会であるストリートリーグ(SLS)を20回以上制しているレジェンドで世界王者のナイジャ・ヒューストン(25)=米国=も参戦し、新種目として行われる東京五輪に向けた“前哨戦”の様相を呈している。五輪予選対象大会での獲得ポイントランキングでは現在ナイジャが1位で堀米が2位。今大会は五輪には直結しないものの、優勝賞金は約1000万円とあって“ガチンコ対決”は必至だが、堀米は「ここで一緒に滑れるのは楽しみ」と、尊敬する好敵手との競演に胸を躍らせた。

 一方、8年ぶりの来日で、日本での大会出場は初めてだというナイジャは「日本にもいいスケーターがいるけど、何が何でも優勝するよ」と自信をのぞかせた。また、東京五輪に対するモチベーションを聞かれると「おばあちゃんが100%日本人なんだ」と明かした上で、「東京五輪がすごく楽しみ」と祖母の母国での活躍を誓った。

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